セルゲイ・ブリンはGoogleの創業者の一人として有名ですが、彼はGoogle創業前に、日立とも関わりがありました。セルゲイ・ブリンはスタンフォード大学の博士課程に在籍しながら、シリコンバレーの日立のラボでインターンとして働いていました。次の特許出願は、セルゲイ・ブリンがスタンフォード大学在籍時に強い関心を持っていたと言われているデータマイニングに関する特許出願です。その後、彼は、ラリー・ペイジと出会い、Googleを共同で創業することになります。
ジョン・L・ヘネシー(スタンフォード大学第10代学長 Googleの親会社Alphabet会長 「コンピュータの構成と設計 – ハードウェアとソフトウェアのインタフェース」(通称パタヘネ)、「コンピュータ・アーキテクチャ 設計・実現・評価の定量的アプローチ」(通称ヘネパタ)著者) 寄稿文参照 https://www.hitachihyoron.com/jp/100th/innovators/contribution/index.html
出願人 株式会社日立製作所
発明者 セルゲイ・ブリン、ジー・ディー・ラムクマール、シャロン・ツール
認識可能な項目を含むレコードを選択的に検索する方法およびデータレコードの集まりを探索する方法ならびにプログラム可能な汎用コンピュータ装置
【請求項1】
電子的なデータベースに順次に集合的に格納された複数のレコードから、認識可能な項目を含むレコードを選択的に検索する方法であって、
前記電子的なデータベースの各レコードを実質的に連続的な順序で読み出すステップと、
第1の認識された項目を含むレコードの各々を検出するステップと、
前記第1の認識された項目を含んでいると識別されるレコードを追跡するための第1のレジスタをインクリメントするステップと、
前記第1のレジスタにおけるレコードの数と所定値とを絶えず比較して、第1のしきい値に到達したかどうかを決定するステップと、
前記第1の認識された項目を含むものとして先に識別されているレコードの各々を読み出し、当該読み出しは、前記第1の認識された項目を含むものとして先に識別されている任意のレコードから開始され、実質的に連続的な順序で続けられるステップと、
前記第1の認識された項目を含む前記レコードで、第2の認識された項目をも含むレコードを検出するステップと、
前記第1および第2の認識された項目の両方を有する集合を含むものとして識別されるレコードを追跡するための第2のレジスタをインクリメントするステップと、
前記第2のレジスタにおけるレコードの数と所定値とを絶えず比較して、第2のしきい値に到達したかどうかを決定するステップと、
レコードの計数値が所定のしきい値を超過するような項目からなる認識された集合のすべてが検出されるまで、複数の認識された項目を有する集合に対して前記の各ステップを繰り返すステップと、
を有する、認識可能な項目を含むレコードを選択的に検索する方法。